アフターダーク / 村上 春樹

おそらくブクログの本棚にもそのうち入れると思うけど、やはり詳しい感想はこちらに。

以下、内容とリンクした話。

真夜中に起こる非現実的な出来事。
この「真夜中」というのが、重要な設定な気がする。

概念的には、普通の人なら寝ている時間。
しかし、現代の普通の人とは誰か?
それは中国マフィアのあの人や、ラブホで働くあの人や、衝動的な暴力を働くあの人だったり。
特殊な事象の集まりが、「一般的」という枠組みに納まっている。

そして更に加えると、それらの事象が微妙にリンクしていること、そのことが危うさを醸し出している。
そう、特殊な事象は、知らないうちに背後に迫っているかもしれない。
微妙なリンクに、自分が入らない保証などないから。

この本に書いてある全ては、特殊であり、現実である。
村上春樹が境界をこちら側(うまく定義できないが)に近づけてきたのではないか。

だから評判もイマイチなんだろうと思う。
目くるめく春樹ワールドが薄れてしまっているせいで。

いや好きですよ、俺は。

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26日。
ヒアリング→大学。

寝坊。
あー、そろそろ社会人と言ってもいい歳なのに、最悪。
こういうのきちんとできない人間は能力以前の問題。
これからはもっと意識的に。

一応ヒアリング自体には間に合った。
現実はそううまくはいかないってこと。
端的に言うと、そういうこと。

午後から大学に戻る。
ひたすら読書。
目的は2つ。
・頭を本格的に研究室モードにして、キレを取り戻す。
・各論文に共通するような大きな枠組みを捉えた上で、もう一度論文と向き合う。

おかげで日ハム優勝の瞬間を見逃す。
でも素直に嬉しい。

00:30。
こんな日ぐらい飲まなきゃということで、居酒屋へ。
優勝のおかげで、一杯100円以下!
学生には涙モノ。
02:30。
帰宅。

27日。
うやむやな一日。

朝、卒論指導のために起床。
卒論生からメール。
掻い摘むと、『困惑してるので延期してほしい。』、とのこと。

基本的には、何もできていなくても来ないとダメなんだがね。。。
まあ辛いのはわかるけどさ。
どうしたもんか。

当然のようにニ度寝。
講義に出られず。
あーあ。

午後からTA。
脳を使いすぎて、終わった瞬間にぐたっとなる。
人の案を何案考えたか・・・。

スタンスとしては、あくまでもってきた案をどう活かすかっていう方向でやっているけどね。
「コレ!」とはあんまり決めずに、「こういう風に考えれば?」って感じで。
自分で考えるのが大事。
でも指導している学生は答えを求めてくる。
答えなんてTAが出すもんじゃないし、結局自分が何をやりたいかを突き詰めるべきじゃないのかな。

夜はニケとスープカレー。
相変わらず美味しい。

帰ると録画したデスノートを観賞。
書くの疲れてきたから、感想は後日にでもやる気があれば。

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