異国と自分

2005年3月19日
ただいま。
と言っても14日の夜には帰ってました。

今は1ヶ月ほど放置してしまった彼女さんと毎日過ごしている。全然関係ないけど、これからは彼女さんのことをニケ呼ぶことにする。由来はあると言えばあるけど、ないと言えばない。
とにかく罪滅ぼしみたいな感じで一緒に過ごしている。春休み限定の同棲かな。今もニケのPCから日記を書いてるし。ちなみにニケはバイトに行っている。今日は土曜だから大変っぽい。

旅行のときの日記はメモ帳に書いてたけど、とても写す気にはなれないので、ここには全体の感想のようなものでも書こうと思う。

とにかく1つ言えることは文化が恐ろしく違うということ。大体1つの都市に2,3日しか滞在していないから、その都市の深い部分には到底到達できないが、表面に触れるだけでも違和感を抱いた。

大きく感じたのは街並みの違いと時間の流れ方の違い。

街はどこの都市も日本に比べて遥かに美しかったと思う。ある統一性のもとに形成されているのではないかと感じた。多くの都市で見られて感心したのは、隣接する建物がぴたりとくっついていることだ。美しく街を形成する要素になっている。これはまさに日本との価値観の違いを表しているのではないか。(制度上での違いにすぎないのか、欧州の「公と私」の概念がそうさせているのか、あるいは全然僕の意図にないことなのか、そこらへんはわからないが・・・)

時間の流れ方っていうのは、生活習慣の違いからきていると思う。日本は24時間動いていることを強く感じさせられた。ヨーロッパは夜になるとほとんどの店は閉まってしまうし、日曜にやっている店はほとんどないし。もちろん国や都市によって差異はあるが。そういった確立された時間体系というのは場所における人の繋がりをより密にする可能性を示唆している気がした。つまり日本における生活リズムの散在が地域における繋がりの希薄さをもたらしたのかもしれない。

とりあえず行って考えたことを述べてみた。また何かあれば追記しようと思う。

この旅で最も強く感じたこと。

「どれほど醜くても儚くても、僕は日本を愛しているし、僕のアイデンティティは日本という国に属している。」

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